2025/08/10
「加湿器をつけて湿度は50%くらいになっているのに、なんだか潤ってる感じがしない…」
そんな経験はありませんか?
実はこれ、湿度だけの問題じゃなくて、室温が大きく関わっているんです。
湿度と室温はセットで考えるもの
空気がどれくらい水分を含めるかは、温度によって変わります。
同じ湿度50%でも、
- 10℃の50%… 含まれる水分はわずか
- 22℃の50%… 含まれる水分はぐんと多い
つまり、部屋が寒いと湿度計の数字はそこそこあっても、肌やのどには「潤い」が届きにくいんです。
感覚的に言うと…
イメージは 冷蔵庫の中と温泉の脱衣所。
冷蔵庫の中って、水滴がついていることがあっても「潤ってる〜」とは感じませんよね。
一方で、温泉の脱衣所に入った瞬間、「あぁ、しっとり!」って感じる。それどころか湿気でベットベトですね(笑)
この違いこそ、室温の高さが「潤い感」を左右している証拠なんです。
快適に潤うための目安
室温:20〜24℃くらい
湿度:40〜60%
このあたりを意識すると、数字だけじゃなく「体感」としても快適さを得やすくなるはずです。
湿度と室温は、どちらか片方では成り立たない関係で、その二つがそろってはじめて、空気は私たちの肌やのどを本当に潤してくれるんですね。